留学のきっかけ

自己紹介

そもそも何故15歳で留学したのかという質問をよく聞かれます。

「自分は15歳の頃なんて何も考えてなかった」と上記の質問をいただく際に仰られることが多いのですが、正直私も同じく何も考えてなかったです笑

中学3年のある日、突然母親から「留学って興味ある?」と言われ、一体なんのことだかわからず話を聞くと、実は両親は留学フェアに行った後で留学先も候補先としていくつかあるようでした。

私の父親も東京生まれの東京育ち。(ちなみに母親は北海道)

小さい頃、当時の父親はよく公園で海外の子供たちと遊んでいたようです。(その公園は日本にありますが、海外の子供が多かったそうです)

カナダの留学が終わった頃に聞いた話ですが、いつか自分も海外へ留学したいと思いつつ、成し遂げられなかった想いを私に託したいというのもどうやらあったようです。

話は戻りますが、いきなりのオファーに正直訳がわからないというのが最初の感想でした。

その頃の私は家と学校の往復にどこか飽きていました笑(通わせてもらっているのに笑)

小学校の頃は全く勉強が好きではなく、下の下の成績で授業開始にクラスにいなくて廊下に立たされたり、先生から呼び出し、親へ連絡が行くこともありました。まともに授業を受けた記憶がありません。(現在の私を知る人からは想像出来ないと言われますが…笑)

受験のために勉強する理由が全くわからず、興味がないものに対しての無関心さは小さい頃から変わっていないかもしれません。一方で興味を持つととことん夢中になるのも変わりません 笑

(幼稚園受験を行なっているのですが、物心ついた頃には偏差値や他者と学力差で比較され、中学受験では学力ごとにクラス分けがされており、楽しさを見出してなかった)

ただ、中学2年生になってからは何故か成績をゲームのように感じ、いきなり勉強し始めました。1位をただ取りたくて勉強して成績もかなり上位になったのですが、ふと、いつまでこれを続けるんだろう・・・と思っていたところでした。

15年間毎日が同じ繰り返しのようにいきなり思えてしまったのです。

せっかく勉強しているのに、何してるんだろう?と。

そんなタイミングの両親からのオファーでした。

何かよくわからない、予測が全く出来ないからこそワクワクしたのを今でも覚えています。

だからこそ、そのオファーをきっかけに考えることが出来ました。

当時の自分なりに過去を振り返り、これからどうしたいのか恐らく初めて考えた瞬間でもありました。

”勉強はどこでも出来る。

だったら、外の世界(日本国外)の人たちがどんな生活で暮らしているのか、どんな価値観で生きているのか知りたい!”

そんな考えがふつふつと湧き上がってきました。

英語の成績は塾に通っていたのにも関わらず、、あまりよくなかったのですが、何とかなるだろう!と特に考えもせず(後に苦労はしました笑)最終的に「行く!!」と言っている自分がいました。

留学を決めるにはあまりにも遅い時期(おそらく準備期間は半年もなかった)に留学エージェントのおすすめでカナダのノースバンクーバーにあるインターナショナルスクールに行くことが決まりました。

それまでの成績が入学の評価対象になるとのことで、たまたまでしたがそこそこ勉強していてよかったと思いました。

1年間はインターナショナルスクールに通っていましたが、インターナショナルスクールは全世界の留学生が集まる学校であるため、2年目には現地校に転校することを決意し、本来であればそのままカナダの大学へ行く予定でしたが以前お話したリーマンショックの件もあり日本にこれまた急遽帰国することを決めました。

よく考えれば、行く時も帰る時も常に突然でした 笑

今でも留学していた3年は自分の人生を180度変えるターニングポイントです。